今日は、つい先日更新された「Googleの検索者評価ガイドライン」についてお話ししたいと思います。
え?なにそれ?
だと思いますが、Google神の言うことは絶対なので、SEOでアクセスを集めている人は問答無用で聞いて下さいね。
ガイドラインがどういう中身だったかという話だけでなく、僕達は結局、記事を作成するときに、どのようなことに気をつければいいかという僕達がやるべきことについても解説します。
小難しい話は眠くなるかと思うのでなるべくサクッと分かりやすくお伝えしますね!
ノウハウじゃないから興味もてないかもですが笑
でも、本質だからこのポイントを抑えて記事作成すれば、ブログの収益化は間違いないんですけどね。
はい、では早速いきます!
ガイドラインが示す3つの強化ポイントとは?
Googleの「検索評価者ガイドライン」が10ヶ月ぶりに更新されましたが、今回、Googleが強化したポイントは
大きく分けると3つです。
- スパム対策
- ユーザーのためのコンテンツかどうか
- AI生成コンテンツに対する評価の見直し
1つずつ説明しますね。
まずスパム対策ですが、
- 中古ドメインの悪用
- サイト評判の悪用
悪用なのでちゃんと利用すれば大丈夫だと思いますが、今までもよりも厳しくなるということです。
ちなみに僕が中古ドメインで運営しているブログはここ1週間くらいで評価が少し上がっています。
なんじゃそりゃって感じですが、ちゃんと運用しているからだと思います。
ただ、この先どうなるかは分かりませんが。
で、他にスパム対策として
- コピーしたコンテンツ
- 軽微な変更しかしていないリライトコンテンツ
も、スパムとみなしてブログの評価を下げると言っております。
これは理解できますよね。
コピーとほぼコピー、そんな記事は正直Google上に必要ありませんから(^^
ということで、スパム対策は今までよりも強化されたようですが、新たに気をつけるようなことは特にないかなと思います!
ユーザーのための“ムダのない記事”が求められている
大切なのはここからです!
2つ目の「ユーザーのためのコンテンツかどうか」について説明したいと思います。
この項目について強化された点は以下です。
- 検索意図に沿った記事内容かどうか
- 必要のない情報や表現で記事をムダに長くしていないか
- ユーザーは必要な情報に容易にたどり着くことができるか
これらから分かることは、まず、ただ長いだけの記事はNGということ。
自分で記事を書いた場合でも、AIで生成した文章であっても、余計な言いわましや余計な情報で長くなっている記事は、低評価を下しますよと言ってます。
つまり、検索意図にだけ答える記事を作りましょうということです。
以前は、AIが長い文章を生成してくれた時って「詳しく書いてくれた!やったー!」と喜んでいたかと思いますが、今はそれが手放しで喜んでいいのか怪しい感じです。
「不要な言い回し」「ムダに長い説明」そんなのはいらないよってGoogleが言ってますから。
逆に、AIが生成した文書が短いと「あと100文字足してほしい」とか文章を長くしようとしてませんか?
今後はそれはムダかもしれません。
読者の気持ちになってみてください。
というか僕たちも検索者の時があると思いますが、文章は基本的に読みたくありません。
文章を読むために検索しているのではなく、答えを知りたいから検索しているんです。
だから、検索意図に応える記事をただただ作成すればいいということ。
そこに文章の長さは関係ないってこと。
答えをちゃんと書いていたら自然と長くなった、という結果論はOKですが、ムダに長くするのはNGということです。
検索意図に応えている記事を作成したとしてもムダな表現や情報で長くなっていないか、今後はここに注意して記事作成していきましょう!
AI記事は“独自性”が評価される時代へ
最後3つ目は
「AI生成コンテンツに対する評価の見直し」
ここが一番大切だと思います。
Googleが付け加えた項目は以下です。
- AIツールの使用はOK
- ただし、独自性や付加価値が無い場合は低評価
- 情報量が多そうでも価値が乏しければ低評価
- ウソや誤解を招く情報への対策を強化
で、これらのことから分かる僕たちが取るべき対応は、AIを使って記事作成したとしてもオリジナルの情報を付け加える!ということ。
AIが生成する情報は、ネット上の情報をただまとめただけだったりします。
公式サイトを参考にした情報であってもです。
キュレーションしたまとめ情報じゃなくて、あなたの記事でしか得られない付加価値や、作者の体験などがあると評価しますよ、と言ってるんです。
でも、
「体験談とかオリジナル情報?」
「そういうの全記事に入れるの無理…」
ってなりますよね?
これ、どうすればいいかというと経験じゃなくても、「自分の感想、感じたこと、自分の意見」こういうことを入れたらあなただけのオリジナリティが出ます。
一次情報と呼ばれる実体験情報であればもちろん最大限評価されますが、そうじゃなくても独自性を出すことはできるんです。
- 自分はこう思う
- その場合はこうした方がいい
など、その情報から感じたこと、思ったことを自分の言葉で記事内で言っていきましょう。
今すぐできる!これからのSEOで大事にしたい2つのこと
はい、長くなってきたのでまとめます!
- 検索意図だけに応えたムダな表現のない記事
- AIを使ったとしても独自性を入れる
この2点を抑えて記事作成すれば、今後はSEOで有利な記事になるでしょう!
読者は「答えがすぐに欲しい」と思っているので、検索意図を踏まえ、早い段階で結論やポイントを提示する!
冗長な説明はカット!
読者が知りたい情報に、最短ルートでたどり着けるよう工夫しましょう。
AIを使うのはOK!
ただし、「ただのリライト」や「コピペ」では価値は生まれません。
また、ただ情報をまとめただけのまとめ記事も低評価。
大切なのは、独自の視点や付加情報を加えること。
あなたの経験や分析、意見、感想を入れることで、他にはないオリジナルな情報が生まれます。
という感じですが、検索意図に沿った内容だけで記事を作るのは近年言われ続けてきたことなので、今回はその延長です。
だから、あまりむずかしく考えなくていいかなと。
問題はAIが生成した文章です。
たとえ検索意図にだけ沿った記事でも、その記事にしか無い独自性は今後は意識していく必要があるでしょう。
そうそう、3つ目の「AI生成コンテンツに対する評価の見直し」の中の、
・ウソや誤解を招く情報への対策を強化
というのは僕が前回のメルマガで伝えたファクトチェックの話そのものですね。
最近、AIの使用に慣れてしまって、正確な情報を届ける意識が少しずつ欠落してきているんじゃないかと、勝手に懸念していたのですが、僕以上にGoogleは懸念してました。笑
そりゃそうか。笑
前回の生成AIの話については以下の記事で読めますので、読んでなかった方はもしよければどうぞ。
では、今日はこの辺で!