
中古ドメインを購入後にやることは何ですか?買った後にサーバーなどの設定方法があれば知りたいです
このような悩みにお応えします。
中古ドメインを購入したあとの基本的な設定方法についてお話します。どこのサイトで購入した中古ドメインでも基本的にやるべきことは一緒です。
中古ドメイン購入後の設定
- WHOIS情報の変更
- ネームサーバーの変更
- 購入ドメインをサーバーに追加
- WordPressのインストール
この記事では「中古ドメイン販売屋さん」で購入した場合を例に解説をしています。
お名前.comのオークションで落札した中古ドメインの設定に関しては、お名前ドットコムで購入した中古ドメイン購入後の設定!で解説しています。
この記事の内容
- 中古ドメイン販売屋さんでドメイン購入
- 中古ドメイン購入後の設定
- WordPressインストール後にやること
カートに中古ドメインを入れてから購入する流れをまずお伝えします。すでに購入した人は購入の流れを飛ばしてください!
中古ドメイン販売屋さんでドメイン購入

「中古ドメイン販売屋さん」を例に購入の仕方を紹介します。
step
1自動更新ONかOFFを選ぶ
ドメインをカートに入れたら注文手続きを開始します。
最初にドメインの自動更新をするかしないかを選びます。OFFを選んだとしても後でいつでも変更できますよ。

step
2注文を確定

step
3支払い手続き
注文を確定させたら「支払い手続き」へ進みます。

クレジットカード、PayPal、銀行振り込みの3つからお好きな支払い方法を選びましょう。
PayPalをすでに利用している人は、PayPalでの支払いが簡単ですよ。

これで中古ドメインの購入と支払いが完了しました!
つづいては納品されたドメインを使えるように設定していきます。
中古ドメイン購入後の設定

ドメインが購入できたら、ドメインのWhois情報を変更したりサーバーの設定をしていきます。どのサイトで中古ドメインを購入してもやることは一緒です。
購入後にやること
- WHOIS情報の変更
- ネームサーバーの変更
- サーバーに購入ドメインを追加
- WordPressのインストール【サイトURLにwwwを付ける場合あり】
順番に説明していきますね!
購入した中古ドメインを管理しているサイトにログイン
「中古ドメイン販売屋さん」でドメインを購入した場合は、「ラッコドメイン」というサイトにドメインが納品されているので「ラッコドメイン」のサイトで設定していきます。
※昔は「バリュードメイン」というサイトに納品されていました
アクセス中古ドメインで購入した場合は「Pure Domain」か「VALUE-DOMAIN」です。
お前.comで中古ドメインを購入した場合は「お名前.com NAVI」です。
「ラッコドメイン」は中古ドメイン販売屋さんのアカウントでログインできます。ログインして「ユーザー情報の登録」を済ませましょう。

右上の「人型のマーク」をクリックし「マイページ」に行けば購入したドメインを確認できます。

WHOIS情報の変更
Whoisとは、IPアドレスやドメイン名の登録情報を、インターネットユーザーが誰でも参照できるサービスです。
個人でもドメインを取得した場合はWHOISの登録が必要です。
ですが、WHOIS公開代行というサービスがあり、自身の情報でなくドメイン販売代理店の名義でWHOIS公開を登録することも可能です。
むずかしい話になってしまいましたが、ラッコドメインは「WHOIS代理公開」を行なっているので、代理公開を利用すれば大丈夫です。

では、WHOIS代理公開になっているか確認してみましょう。
管理ドメイン一覧の「WHOIS代理公開」が◯になっていればOKです!

もし変更する場合は、◯の部分をクリックしましょう。
現在の設定を確認することもできますし、「追加」をクリックすることで登録者情報の変更もできます。

つまり、WHOIS情報の「追加」をクリックしても、下の画像のように空のままで大丈夫ということです!代理公開にしてあれば特に入力する必要はありません。

ネームサーバーの変更
それでは必ずやらなければいけないネームサーバーの変更をしていきましょう!
購入したドメインの右側にある「歯車アイコン」→「ネームサーバー変更」をクリックします。

「ネームサーバー情報かんたん入力」をクリックする。
エックスサーバーやmixhost、さくら、ConoHaなどからご自身が利用しているサーバーを選択。

エックスサーバーの場合
ns1.xserver.jp
ns2.xserver.jp
ns3.xserver.jp
ns4.xserver.jp
ns5.xserver.jp
mixhostの場合
ns1.mixhost.jp
ns2.mixhost.jp
ns3.mixhost.jp
ns4.mixhost.jp
ns5.mixhost.jp
「ネームサーバー変更」をクリックすれば完了です!

※ネームサーバーの変更には数時間から48時間程度かかる場合があります
サーバーに購入ドメインを追加
購入したドメインをご自身が使用しているサーバーに登録します。
エックスサーバーを利用している方は、エックスサーバーパネルに移動しましょう。
「ドメイン設定」をクリックしてください。

「ドメイン設定追加」をクリック。

購入したドメイン名を入力し「確認画面へ進む」をクリックします。httpやwwwは付けずに入力します。

次の画面で出てきた「追加する」をクリックすれば完了です!追加するをクリックしてから画面が切り替わるまでに1,2分かかります。
今追加したドメインへのアクセスは、サーバーに反映されて利用可能になるまで数時間ほどかかる場合があります。
WordPressのインストール【サイトURLにwwwを付けるを場合あり】
ドメインをサーバーに追加できたら、WordPressをインストールしましょう!
注意
過去に運用された通りのサイトURLにしてください!wwwが付いているか付いていないかです。
「http://www.〇〇〇〇」か「http://〇〇〇〇」は中古ドメイン販売屋さんで確認できます。「www」の有無はドメインパワーの引き継ぎに関わるので間違えないようにしましょう。
過去のURLを確認するために、中古ドメイン販売屋さんの「ユーザーページ」へ移動します。
「納品済みのご注文一覧」をクリック。

「詳細確認」をクリックします。

過去の運営URLを確認し、このURLを使用します。

エックスサーバーパネルの「WordPress簡単インストール」をクリックします。

WordPressをインストールするドメインを選択してください。
初めに、トップにある「WordPressインストール」のタブをクリックします。
「サイトURLの入力」で、wwwが有り or 無しのURLのどちらかを選択。過去の運営URLと一緒にしてくださいね!

入力内容
- ブログ名:あとで変更可能
- ユーザー名:あとで変更できない(メモしておく)
- パスワード:あとで変更可能(メモしておく)
- メールアドレス:あとで変更可能
入力し終わったら「確認画面へ進む」をクリックします。
次の画面で「インストールする」をクリックしたらWordPressのインストール完了です!
インストール完了に1,2分かかるので画面が切り替わるのをあせらず待ってくださいね。
WordPressインストール後にやること

中古ドメインとサーバーの紐付け、WordPressのインストールが完了したら初期設定を行なっていきましょう。
ブログ立ち上げの初期設定って忘れがちですが、以下のことをやっていきますよ!
WordPressインストール後の設定
- サイトURLのSSL化
- パーマリンクの設定
- プラグインの導入
- WordPressテーマの導入
- Googleアナリティクス設定
- Googleサーチコンソール設定
サイトURLのSSL化
SSL化とリダイレクト設定については以下の記事を参考にしてください。
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SSL化&リダイレクトのやり方!エックスサーバーの設定手順と確認方法
パーマリンクやプラグインなど設定
パーマリンクやプラグイン、WordPressテーマの設定についてはこちらの記事にまとめてあります。
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-
WordPressインストール後にまずやること。初心者は必ず初期設定を!
Googleアナリティクスの登録方法も上記の記事で説明していますが、初めてブログを登録する時の手順なので、アナリティクスへのサイト追加についてはこの記事の次の部分を読まれるといいですよ!
GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソール
Googleアナリティクスにサイト追加登録
アナリティクスへのサイト追加はめんどうでもやっておきましょう!
自分のアクセスがカウントされないようにするIPアドレスの除外設定についても解説しています。
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Googleアナリティクスに複数サイトを追加する方法!別ドメインの追加は簡単!
Googleサーチコンソールにサイト追加登録
サーチコンソールへの複数サイトの追加はとてもかんたんです。
まず、Googleサーチコンソールのトップページへ行き、左上の部分から「プロパティを追加」を選択してください。

「URLプレフィクス」のほうにサイトURLを入力しましょう。
「ドメイン」のほうを選ぶとサーバー上での作業が必要になってくるので、基本的には常にURLプレフィックスのほうでサイト追加をすれば大丈夫です。

あとは、WordPress側にHTMLタグを設定するだけです。
「設定」→「所有権の確認」→「HTMLタグ」へ進みます。
ですが、WordPress側への設定方法を忘れてしまっていると思うので、タグをWordPressにコピペするやり方は、Googleサーチコンソールの設定方法【アナリティクス導入後なら2分】の記事を参考にしてみてください。
まとめ:中古ドメインを購入したら「ネームサーバー変更」と「サーバーへのドメイン追加登録」が必須

今回は、「ラッコドメイン」のサイトによる購入後の設定方法を紹介してきました。
アクセス中古ドメインで購入した場合は「Pure Domain」か「VALUE-DOMAIN」で購入後の設定をすることになりますが、やることは同じです。
購入後にやること
- Whois情報の変更(代理公開でOK)
- ネームサーバーの変更
- 購入ドメインをサーバーに追加
- WordPressのインストール
中古ドメインは新規ドメインでサイトを立ち上げるよりもGoogleの評価が得られやすいです。
ただし、アタリ・ハズレがあるので購入前に良く選別する必要があります。
新規ドメインで全くアクセスがこない経験がある場合は、中古ドメインを試してみるのもいいと思います。