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静床ライトの効果をレビュー!足音と音楽の防音レベルを測ったリアルな口コミ

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静床ライトの効果をレビュー!足音と音楽の防音レベルを測ったリアルな口コミ

・静床ライトで子供の足音対策ができるの?
・音楽やテレビの音にも効果ある?
・静床ライトのリアルな口コミや評判が知りたい

このような疑問にお答えします。

「静床ライト」を2階の部屋で敷いて、1階で騒音計測器で数値を測りました。

敷く前の騒音レベル、敷いた後の騒音レベルを「足音」「音楽」それぞれで計測したので参考にしていただければと思います。

この記事の内容

  • 静床ライトは声や音楽に効果があるのか?足音に効果があるのか?
  • 「静床ライト」の4つのメリットと3つのデメリット
  • 【Before】静床ライトを敷く前の騒音レベルを階下で測る
  • 防音カーペット「静床ライト」を床に敷いてみた
  • 【After】静床ライトの効果を検証!リアルな口コミ評判!

子供のいる家庭では下の階への足音が一番の悩みだと思います。

1人暮らしであれば、話し声や音楽、動画の音声が悩みかもしれませんね。

私は木造一軒家の実家にて、2階で弾くギターの音が1階にかなり聞こえていたので「静床ライト」を敷いてみました。
目的は、音楽や動画の音、ギターの音対策です。

静床ライトのことを知ってもらうために、「静床ライトは音楽と声どっちに効果があるのか」「静床ライトのメリットとデメリット」についてまず説明していきます。

実際の「静床ライト」の敷き方や効果測定については中盤から解説しています。

静床ライトは声や音楽に効果があるのか?足音に効果があるのか?

静床ライトは声や音楽に効果があるのか?足音に効果があるのか?

「静床ライトは」は声や音楽、足音など床への音を全般的に防いでくれるタイルカーペットです。

ただし、「声や音楽」「足音の衝撃音」は音の種類が違うので、厳密には防音対策の仕方が異なります。

防音は、「遮音・吸音・防振」の3つに分けられ、以下のように対策します。

音の種類による防音対策

・話し声や音楽 → 遮音吸音

・足音の衝撃音 → 防振吸音

「静床ライト」は、「声や音楽」「足音などの衝撃音」のどちらの対策でも必要な吸音目的のカーペットになります。

遮音シートを足音の対策に使用して効果がないという方がいらっしゃいますが、遮音シートはそもそも足音対策用ではないということなんですね。

足音は、防振+吸音の2つで対策しなければいけません

この記事は「静床ライト」だけを敷いて音楽と足音どちらの騒音数値も測ったレビューです。

声や音楽には追加で遮音シートを、足音を防ぎたい場合は追加で防振をして、やっと一人前の対策であることを頭の片隅に入れておいてください。

「静床ライト」の4つのメリットと3つのデメリット

「静床ライト」の4つのメリットと3つのデメリット

床の防音対策におすすめの商品は、床の防音対策は「足音」と「声や音楽」で違う!目的別の対策を紹介の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

その中で私が今回使用したのは「静床ライト」です。

そのメリットとデメリットを紹介したいと思います。

4つのメリット

①:タイルカーペットなので配置が自由
②:取り外して洗える、取り替えられる
③:約10色の中から選べる
④:静床ライトだけでも効果が期待できる

3つのデメリット

①:軽量衝撃音向けである
②:やや高い
③:タイルなのでズレる可能性がある

それでは簡単に解説していきます。

「静床ライト」4つのメリット

まずメリットを4つ紹介します。

①:タイルカーペットなので配置が自由

「静床ライト」は、50cm×50cmのタイルカーペットです。

カッターでカットできるので、部屋の端っこの部分にもピッタリ合わせられます。

1枚敷きのカーペットやマットとは違い、どんな形にも配置できる自由度の高さがいいですね。

②:取り外して洗える、取り替えられる

タイルカーペットなので、汚れた1枚だけ外して水洗いできますし、新しい1枚に取り換えることができます。

また、特殊な加工がされていてダニが繁殖しづらくなっています。

カーペットなのに手入れが手軽というのは、子供がいる家庭には特に嬉しいですね。

③:約10色の中から選べる

豊富なカラーバリエーションから選べますので、お部屋のイメージに合わせられます。

また、タイルカーペットなので、2色使いで市松模様にできます。

オフホワイト×ブラウンとか、オフホワイト×ブルーとか。

40歳、男性の自室は、シープホワイト1色です笑
オフホワイトと薄いグレーの中間色で気に入ってます

④:静床ライトだけでも効果が期待できる

  • 話し声や音楽の対策には → 遮音吸音
  • 足音の衝撃音の対策には → 防振吸音

とお伝えしたように、どちらの音にも2種類の対策が必要で、吸音は両方の対策に必要です。

吸音カーペットである「静床ライト」をまず敷いて効果を確かめ、不十分であれば追加で遮音シート、防振対策を目的に合わせて追加すれば良いと思います。

「静床ライト」3つのデメリット

次にデメリットを3つ紹介します。

①:軽量床衝撃音向けである

床の衝撃音は、「軽量床衝撃音」と「重量床衝撃音」の2つに分けられるのですが、スリッパで歩く音やスプーンの落下音などの軽量床衝撃音は、「静床ライト」の性能だけで十分に軽減されます。

ただし、ドタバタする足音やドタンバタンと飛び跳ねる重量床衝撃音に対しては、先ほど説明した防振+吸音の対策が必要です。

「静床ライト」だけでも足音は軽減されました。
Before,Afterの騒音レベルを計測しましたので、数値も参考にしてみてください。

子供が飛び跳ねる音は重量床衝撃音なので、吸音カーペットだけでなく防振工事も必要になるのですが、アパートやマンションだと気軽に工事ができないですよね。

重量床衝撃音の対策についてもう少し知りたい方は、床の防音対策は「足音」と「声や音楽」で違う!目的別の対策を紹介を読んでいただければと思います。

②:やや高い

50cm×50cmの1枚は、1,100円(税込み)です。

約6畳分敷いたのですが、40枚×1,110円=44,000円でした。

「静床ライト」はジョイントマットやコルクマット、1枚敷きカーペットに比べると高く感じます。

③:タイルなのでズレる可能性がある

部屋の一面に敷くのなら問題ありませんが、テーブルの下だけといった部分使用だとズレる可能性があります。

そんな時は、カーペット用の両面テープを使いましょう!

床面を傷めずカーペットを固定してくれて、畳に使ってもズレ防止ができます。

【Before】静床ライトを敷く前の騒音レベルを階下で測る

2階の部屋、敷く前はフローリング
2階の部屋、敷く前はフローリング

木造一軒家のこの2階の部屋に敷いていきます。

リフォームしてきれいですが築50年の家です。

「静床ライト」の効果を知るために、まず敷く前の「音楽」「足音」それぞれの騒音レベルを計測します。

2階の部屋の真下にある1階の部屋で計測しました。まずは音楽の騒音レベルを測定。

【Before】音楽の騒音レベルを測定

つぎに足音の騒音レベルを測定。

【Before】足音の騒音レベルを測定

何も敷いていない時

  • 音楽の騒音レベル:平均「44db」くらい
  • 足音の騒音レベル:平均「58db」くらい

音楽も足音もかなり聞こえます。

足音は防振対策が必要と言われるように、音というより振動がすごいですね。

それでは「静床ライト」を敷いていきましょう!

防音カーペット「静床ライト」を床に敷いてみた

防音カーペット「静床ライト」を床に敷いてみた

カーペットを置いていくだけなので簡単ですが、コツを紹介しておきます。

  1. 向きを交互に敷いていく
  2. 目立たない部分は最後に敷く
  3. 端はカッターで切って敷いていく

実際の工程を紹介します。

①:向きを交互に敷いていく

①:向きを交互に敷いていく

カーペットの裏に矢印が付いてますので、矢印の向きを→↑→↑にしていけばOKです。

番号もカーペット裏に書かれていますが特に意味はありません。

②:目立たない部分は最後に敷く

部屋の中でも人の目に触れづらい場所、家具を置いて隠れる場所はあとからにしましょう。

カーペットをカットして敷く部分はどこかイメージしておくと良いでしょう。

私の場合は、以下のように敷いていきました。

②:目立たない部分は最後に敷く

③:端はカッターで切って敷いていく

端っこの方は1枚そのままでは敷けないので、カッターで敷きたいサイズにカットします。

定規や木を添えて、3回,4回とカッターを入れれば簡単に切れます。

カッターマットを敷くとカッターが使いやすいです。厚さ2mmより3mmがおすすめですよ。

完成です!

静床ライト完成

10畳の部屋で6畳分くらいに敷きました。ベッドの下には敷いていません。

コツはズレないようにちょっとだけキツめに敷くことだと思います。

ズレるようであればズレ防止テープをぜひ使ってください。

3M スコッチ カーペットテープ

【After】静床ライトの効果を検証!足音&音楽の騒音レベルを測る

以下のような条件でいざ計測です!

・木造一軒家の2階の部屋に敷く
・1階の部屋で騒音レベルを測る
・10畳の部屋で6畳分くらい敷いた

まずは音楽の騒音レベルを測定。

【After】音楽の騒音レベルを測定

つぎに足音の騒音レベルを測定。

【After】足音の騒音レベルを測定

静床ライトを敷いて計測

  • 音楽の騒音レベル:44db → 38dbくらい。6dbダウン。
  • 足音の騒音レベル:58db → 48dbくらい。10dbダウン。

音楽と足音どちらも数値だけでなく体感でも音量が下がったと感じ取れました!

音楽は大音量で試しているので、そんなに大きな音量でなければほとんど聞こえないと思います。

大人が強めにドスドス歩いたのですが、建物の構造によりますが、子供であればかなり軽減されるのではないかなと思います。

イスからドーンと飛び降りたり、バンバン飛び跳ねたらアウトですが笑

参考までに、アコースティックギターの音も試したのですが、こちらはあまり効果がなかったです笑
楽器は壁も防音しなければいけないですね。

まとめ:静床ライトのリアルな口コミ評判。マンション、アパートでも工事なしで防音対策

まとめ:静床ライトは効果あり。マンション、アパートでも工事なしで防音対策

「静床ライト」を敷く前と、敷いた後で騒音レベルを実際に測りましたが、数値でも表れたように、体感でも音量が下がったのが実感できました。

マンションやアパートの構造によって効果はかなり違いそうですが、木造築50年でも効果が出たので満足しています。

10畳の部屋の6畳分だけ敷いたので、全面敷きにすればもう少し効果が出るかもしれませんね。

足音対策には「静床ライト」とジョイントマットやコルクマットとの併用も効果的なので、「静床ライト」を敷いてから段階的に追加するといいでしょう。

静床ライトはホームセンターで扱っている場合もありますが、普通のカーペットより重いので配送が楽だと思います。

今回は「静床ライト」だけ敷きましたが、もう少し「音楽や動画の音、声」などを軽減させてみたくなったので、遮音シートを追加して敷いた結果もありますので、良かったら参考にしてみてください。

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